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体を委ねる妻【01】

週明け最初の夜、私は妻との交わりを控えました。一昨日から続く彼女の体への負担を思えば、今夜は妻に寄り添うだけに止めようと私の中で決めたのです。

寝室で妻の寝顔を見つめながら、眠気の訪れを待ち続けていました。
他人と過ごした一夜の時が、いつもと同じである筈の由香里の寝姿をも、妖艶なベールで包み込んでいるかのようです。

私は静かに妻の体に手を添えました。柔らかで美しい曲線を手のひらに感じていると、否が応でもこの体を貫いた岩崎の強張りが目に浮かびます。

幾本もの筋が茎をうねり、彫刻のように深く刻まれた亀頭の抉れ…
上に向かって反り返り、深く割れた先端から光る糸のように垂れ落ちる先走りの雫…

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夫である私の存在を嘲り笑うかのような逞しい肉茎を目にして、由香里は何を想ったのでしょう。

決して、夫と他人の強張りを比べ、私の『男』を侮蔑する妻ではないと思っています。
由香里が良き妻であり、私を愛し続けてくれる限り、それを否定することは可能です。

しかし、あの肉茎が妻の体を貫いた瞬間、夫である私との違いを感じ取ったことも間違いない筈です。

抉れが周りを囲む亀頭が幾度も子宮口を弄る…
妻の口を満たし、白濁の筋を垂らしながら流れる精…
二度目の吐精にもかかわらず、避妊具の膜の中に満ち溢れる濃厚な粘液…

由香里の体に添えた手のひらに、いつしか薄く汗が滲んでいます。

由香里…
本当は生身のままで岩崎と結ばれたかったのでは…
あの逞しさを、何も遮るものなく受け入れたかったのでは…
もしあの日、他の避妊の方法を私が許せば、由香里もそれを受け入れたのでは…

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私の呼吸は次第に粗くなり、押し秘めた想いが、背徳への躊躇いを崩しながら大きくなっていきます。

生の交わり…

妻を他人に差し出すと決めた時から、男と女にとって最も自然な本来の交わり… 避妊の膜に遮られることなく、相手の生身を直に感じ合う交わりを、私の目の前で他人と妻に叶えさせたかったのです。

肉体だけでなく、内面から満たされる至福の悦びを得るには、全てが晒された互いの性の器で結ばれなくてはならい筈なのですから。

妻と他人の交わりが遂げられるまで、私はその願いに封印をしていました。
あまりに多くを望む欲深さは、一つの願いの叶えをも遠ざけるものと思ったからです。

でも…
もしかしたら妻もそれを望んでいたのでは…
私にその姿を見て欲しいからではなく、女の性として、交わる男の熱い迸りを子宮で浴びたかったのでは…

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岩崎が妻の中で果てた瞬間の、恍惚の悦びに喘ぐ由香里の表情が幾度も蘇ります。
あの時、彼が生の精を妻に与えてくれたら、彼女の悦びは更なる極みに達することが出来たのかも知れません。

他人の精液が妻の膣奥に注がれ、やがてゆっくりと彼女の体の中へと溶け込んでいく…
自分以外の男の精が由香里の体と同化し、その妻を以前と変わることなく愛し続ける…

決して自虐などではない、妻を寝取られ、夫婦を交換し合う関係のみが与えてくれる眩い至福の世界が、その先にあるように思えました。
あの時から、私は終わりの無い魔性の悦楽に魅せられ、心の奥底までその虜になっていたのです。

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体を委ねる妻【02】

次の日、私は仕事を早めに切り上げ、会社の近くにある公園の片隅で岩崎に電話をしました。
仕事を終えたサラリーマンやOLが道を行き交いながらも、晩秋の気配が漂う夕暮れの公園には人の気配は殆どありませんでした。

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「岩崎さんですか… 川島です…」

私は言葉につかえながら相手を確かめました。

「もうすぐ川島さんから連絡が来ると頃だと思っていました。その後の奥様の様子は如何ですか」

妻とのメールで判っている筈なのに、あえて私の口から応えを求めているかのような尋ね方でした。

「後悔はしていません… むしろ…」

私は、後の言葉が続きませんでした。

「それは良かった。メールで表情は見えませんから」

「安心して下さい… 少なくとも、私は岩崎さんに感謝しています…」

暫く互いに無言のまま、相手の言葉を待ちました。

「私の目の前で川島さんと奥様が愛し合っている間、私は由香里さんを寝取られている想いでしたよ…」

岩崎の言葉は、私にとって意外なものでした。

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「美しい由香里さんを愛した直後に、夫である貴方がその全てを奪い取ったのですから。貴方達にとって私は他人でも、一人の男として嫉妬します…」

彼が感じた想いが、私があの時抱いた想いと同一だとは思いません。他人と夫婦との大きな違いがあるのですから。

それでも尚、私と似た感情を岩崎が味わったことに、彼に対するある種の親近を感じたのです。
むしろ、妻を寝取った相手に対する萎縮と引け目が、彼の言葉を聞くことで優越の感情へと揺れ動いたのかも知れません。

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体を委ねる妻【03】

電話の向こうから岩崎は、私の言葉が途切れた隙を狙うかのように、妻と交わる次の機会を求めました。

「また近いうち、奥様に会わせると約束してくれますね」

私は一瞬、躊躇いを感じました。岩崎の断定的な物言いを不快に感じたわけではなく、言葉の隅から漂う彼の自信が私を不安にしたのかも知れません。

「はい…、妻と相談してから連絡します」

電話で話す私の周りには誰もいないのに、心の中の後ろめたさが声を押し殺します。

「川島さん自身が出来るだけ早く再び会わせたいと思っているんですから、きっと近い日ですね」

「え?…」

私を見透かした岩崎の笑みが、言葉の端から伝わります。

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「奥様の許しがあるなら、避妊の必要がない日に会いましょう。意味は判りますね…」

その瞬間、私は言葉が凍りつきました。
それは、あの光景を目の当たりにした時から湧き出た、私の新たな願望でもあるのです。

「失礼な言い方だったらお詫びします。気を悪くしないで下さい。」

「いいえ… 構いません… いいんです」

彼の言葉が引き金となり、私は自身に対する心の中のわだかまりを一気に言葉にしたのです。

「何か… 私は何か変なのでしょうか… あの日から、いえ、ずっと前から願っていたのかも… 他人が… 他人が自分の妻の中に… 」

声が上滑り、息苦しさに言葉が途切れます。舌が喉の奥で丸く固まり、震える声で絞り出すように心の中の葛藤を伝えたのです。

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「他にも何人も知ってます… 川島さんと同じ願望を持っている人を… 川島さんだけじゃないんです」

自分の妻の中に他人が精を注ぐ…
他人の肉茎が妻の体を弄り、白濁の精液が愛おしい膣内を満たす…

私は既に妻を岩崎に差し出していながら、その行為に対してはまだ戸惑いを捨て切れていないのでした。

意図しない結果によるものではなく、明白な願いとして、他人による妻の膣内での吐精を望む自分自身の性癖を認めたくなかったのです。

夫としての理性…
妻からの侮蔑への恐れ…

自分自身にも判らない心の中を、平易な言葉に換えることは出来ません。
私は岩崎に対し、他人によるその行為を願う自分の性癖を告白しました。

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「寝取られや夫婦交換に惹かれる男の半分は、相手が自分の奥様へ中出しすることを拒みはしますよ。ですが… 」

彼は意味あり気な間を置いてから、言葉を続けます。

「残りの半分の方は、他人による中出しに執着します。実際の行為とするか否かは、奥様に対する罪悪感の違いだけです… 」

「私には罪悪感が無いのかも知れませんね…」

「いえ、逆です。罪悪感の強い人ほど、他人が奥様の中へ射精することを望むんです… 愛する奥様への強い執着が、自分でも認めたくない性癖になるんです」

電話での岩崎は、私を諭すように間を置き、ゆっくりと話しを続けました。

「川島さんの願望は、あの喫茶店で話した時から判ってましたよ… ですから、隠さなくていいんですよ。願いを叶えるのに遠回りなだけですから」

私はこの時に、妻の体内までを岩崎に委ねる覚悟をしたのかも知れません。

そして、この先も新たに芽生えるであろう私の不貞の欲望に対し、彼を妻の相手とすることを心の中で確信したのです。

妻だけでなく、夫である私までもが岩崎の意図に従うように、妖艶な官能の奥深くへと引き込まれていったのです。

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プロフィール

川島 ゆきひと

Author:川島 ゆきひと
夫である私の見ている前で他人と体を重ね合わせ、すべてを受け入れる妻の姿…
夫である私にすらまだ見せたことのない露わな妻の姿…

30代になった私たちが寝取られや夫婦交換で体験した様々な出来事、いろんな方との出会いを、このブログに書きたいと思います。

私の詳しいプロフィールについては、こちらをどうぞ








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