一夜妻の傍らで【04】
それは妻の体を奥深くまで弄び、膣壁を滴る粘液を肉茎に絡め取るかのような緩やかな動きでした。
妻の秘部を満たした私の精は、今は他人が味わう至福の欲望を昂らせるためのローションに過ぎないのです。
岩崎はまるで支配の証を確かめるかのように、私の嫉妬を嘲りながら由香里の奥深くで快楽を貪っているのでしょう。
二人は交わり合う互いの下腹部に毛布を被せたまま、微かな灯りに照らされながら往復の動きを影絵のように繰り返します。膝を立てて開いた両脚の奥にある艶かしく秘部は、私の目から遮られた闇の中で岩崎の肉茎に繰り返し侵されているのです。
身悶えの声を必死に押し隠す妻にとって、それは余りに酷な悦楽なのかも知れません。仰向けのまま岩崎を見上げ、口元から漏れる喘ぎを手で抑えながら一夜の男に体を委ねます。

私は布団の中で強張りを握りしめながら、二人に気付かれないようにその手を動かし続けました。
妻の心までを奪われ、他人と愛し合う密かな姿に身を掻き毟られ、それでも由香里を想いながら自分自身を手で慰めているのです。
由香里… 妻に恋い焦がれる私の視線すら気付いてくれないのか…
一夜の男がそれほどまでに愛おしいのか…
自身の茎から垂れ続ける淡い粘液が指を濡らし、恥辱にまみれた呵責の快楽がゆっくりと体を仰け反らします。
私は罪深い射精への誘惑を堪えながら、幾度も心の中で由香里に語りかけたのです。
由香里のせいなんだ…
寝取られる妻の傍らで、密かに自分を慰める夫にしたのは由香里なんだ…

二人が交わり合う姿の輪郭が、黒い闇のベール越しに揺れ続けます。
もしかしたら、由香里は岩崎とであれば受精すら受け入れるのでは… 有り得ないことと信じていながらも、私の心は嫉妬にまみれた疑心の狭間へと追い立てられます。
傍らの由香里は岩崎の一夜妻…
それを望んだのは私自身…
私が由香里の夫である限り、不貞の悦楽を妻に与えることは決して出来ません。それを遂げるには、彼女が自ら他人の一夜妻となることだけ…
シーツと毛布の擦れ合う音だけが聞こえる部屋の中で、私は妻を恋慕いながら身動きせず、共に過ごす辛さを堪え続けたのです。
>> 同じジャンルのブログ集(FC2ランキング)
>> アダルト向けのブログ集(ADブログランキング)
スポンサーサイト
妻の秘部を満たした私の精は、今は他人が味わう至福の欲望を昂らせるためのローションに過ぎないのです。
岩崎はまるで支配の証を確かめるかのように、私の嫉妬を嘲りながら由香里の奥深くで快楽を貪っているのでしょう。
二人は交わり合う互いの下腹部に毛布を被せたまま、微かな灯りに照らされながら往復の動きを影絵のように繰り返します。膝を立てて開いた両脚の奥にある艶かしく秘部は、私の目から遮られた闇の中で岩崎の肉茎に繰り返し侵されているのです。
身悶えの声を必死に押し隠す妻にとって、それは余りに酷な悦楽なのかも知れません。仰向けのまま岩崎を見上げ、口元から漏れる喘ぎを手で抑えながら一夜の男に体を委ねます。

私は布団の中で強張りを握りしめながら、二人に気付かれないようにその手を動かし続けました。
妻の心までを奪われ、他人と愛し合う密かな姿に身を掻き毟られ、それでも由香里を想いながら自分自身を手で慰めているのです。
由香里… 妻に恋い焦がれる私の視線すら気付いてくれないのか…
一夜の男がそれほどまでに愛おしいのか…
自身の茎から垂れ続ける淡い粘液が指を濡らし、恥辱にまみれた呵責の快楽がゆっくりと体を仰け反らします。
私は罪深い射精への誘惑を堪えながら、幾度も心の中で由香里に語りかけたのです。
由香里のせいなんだ…
寝取られる妻の傍らで、密かに自分を慰める夫にしたのは由香里なんだ…

二人が交わり合う姿の輪郭が、黒い闇のベール越しに揺れ続けます。
もしかしたら、由香里は岩崎とであれば受精すら受け入れるのでは… 有り得ないことと信じていながらも、私の心は嫉妬にまみれた疑心の狭間へと追い立てられます。
傍らの由香里は岩崎の一夜妻…
それを望んだのは私自身…
私が由香里の夫である限り、不貞の悦楽を妻に与えることは決して出来ません。それを遂げるには、彼女が自ら他人の一夜妻となることだけ…
シーツと毛布の擦れ合う音だけが聞こえる部屋の中で、私は妻を恋慕いながら身動きせず、共に過ごす辛さを堪え続けたのです。
>> 同じジャンルのブログ集(FC2ランキング)
>> アダルト向けのブログ集(ADブログランキング)

[PR]
